テンカウント レビュー・感想
| 作者 | 宝井理人 |
|---|---|
| ジャンル | BL(ボーイズラブ) |
| 評価 | 5.0 |
| 価格 | 660円 |
評価
あらすじ
企業の社長秘書・城谷忠臣は重度の潔癖症。ある日、社長が交通事故に遭いそうになったところを助けてくれた臨床心理士・黒瀬陸と出会う。黒瀬は城谷の潔癖症を治すため、「できないこと」を10個リストアップし、1つずつクリアしていくカウンセリングを提案する。触れない、汚いものに近づけない。そんな城谷の壁を、黒瀬は少しずつ、しかし確実に崩していく。
このキャラがヤバい
城谷忠臣。 メガネの真面目秘書で潔癖症。この属性の渋滞具合がもう最高。
手袋を外せない、人に触れられない。その城谷が黒瀬の手なら触れられるようになっていく過程が脳を直接殴ってくる。 無表情の奥に隠された感情が、ふとした瞬間に表に出る。その一瞬の表情変化を描く宝井理人先生の画力は国宝級。
そして黒瀬。一見優しくて穏やかなカウンセラー。だがこの男の本性を知ったとき、読者全員の膝が崩壊する。 優しさの裏に潜む執着と独占欲。城谷を「治す」という名目で近づきながら、実は自分こそが一番城谷に依存しているという構図がヤバすぎる。
エロシーンの破壊力
潔癖症×エロ。 この組み合わせを考えた宝井理人先生は天才としか言いようがない。
普通なら何気ない「手を繋ぐ」行為すら、城谷にとっては大きな壁。だからこそ、触れ合えた時の破壊力が桁違いになる。 段階を踏んで距離が縮まるからこそ、一つ一つの接触に読者の心拍数が跳ね上がる。
黒瀬が城谷の潔癖症を利用するように、計算ずくで触れていくシーン。あの確信犯的な笑みを浮かべながら城谷の反応を楽しむ黒瀬は、控えめに言って最高にタチが悪い。 そしてそのタチの悪さが最高にエロい。
10のリストをクリアするたびにエスカレートしていく接触。読者も城谷と一緒にカウントダウンしていく感覚になる。 この構成力は異常。
シチュエーションの良さ
カウンセラーと患者。 この関係性が全ての土台になっている。
治療という名目があるからこそ、触れることが許される。でもそこに個人的な感情が混じった瞬間、全てのバランスが崩れる。 職業倫理と恋愛感情の葛藤。「治すため」なのか「触れたいから」なのか。その境界線が曖昧になっていく過程がゾクゾクする。
城谷のオフィスでの完璧な秘書の顔と、黒瀬の前でだけ見せる脆い表情のギャップ。公私の使い分けが崩壊していく様を見届けるのが、この作品最大の快楽。
こんな人は絶対買って
「このBLがヤバい!2016」堂々の1位。 BLアワードでも1位を獲得した、名実ともにBL漫画のトップランナー。660円で宝井理人先生の神画力と、潔癖症カウンセリングという唯一無二の設定を味わえる。全6巻完結済みなので一気読みも可能。 じれったい恋愛が好きな人、美しい絵に溺れたい人、そして年下攻めの本性に震えたい人。テンカウント、始めましょう。
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みんなの感想
宝井理人先生の絵が美しすぎて泣いた。城谷の潔癖症が黒瀬によって少しずつ解かれていく過程がもうたまらない。触れない→触れられるようになる、この変化だけでご飯何杯もいける。
10個のできないことリストという設定が天才的すぎる。1つクリアするたびにドキドキが加速する。読者も一緒にカウントダウンしてる気持ちになる。全6巻、一気読み必至。
黒瀬の本性が見え始めてからが本番。優しいカウンセラーの仮面の下にある独占欲と執着。このギャップにやられた人は数知れず。私もその一人です。
BLアワード1位は伊達じゃない。画力、ストーリー、キャラ造形、全てが高水準。ただ、じれったい展開が続くので即エロを求める人には向かないかも。でもその焦らしが最高なんだよ。
※ 各販売サイトのレビューより抜粋
ここが良い!
- + 宝井理人先生の画力がとにかく神、美しすぎて溜息が出る
- + 潔癖症の克服という設定がエロと完璧に融合している天才的構造
- + じれったい距離感の焦らしプレイに心臓がもたない
- + 660円でこの破壊力はBLアワード1位の実力
こんな人におすすめ
- じれったい恋愛展開でもだえたい人
- 美麗な絵柄のBLを求めている人
- 年下攻め×真面目受けの組み合わせに弱い人
- このBLがヤバい1位の実力を体感したい人
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