オールドファッションカップケーキ レビュー・感想
| 作者 | 佐岸左岸 |
|---|---|
| ジャンル | BL(ボーイズラブ) |
| 評価 | 5.0 |
| 価格 | 803円 |
評価
あらすじ
39歳、独身、出世コースからは外れた中間管理職の野末。仕事に情熱を失い、趣味もなく、ただ日々をやり過ごしていた。そんな野末の部下・外川は、休日にカフェ巡りをするのが趣味のイマドキの若手社員。ある日、外川に誘われてカフェに行ったことをきっかけに、野末の日常が少しずつ色づき始める。甘いものと若い部下に振り回されるおじさんの、遅すぎた青春が始まる。
このキャラがヤバい
野末。 39歳おじさんの可愛さを全人類に知らしめた革命的キャラクター。
仕事に疲れ、人生に諦めを感じていたおじさんが、外川とのカフェ巡りで少しずつ表情を取り戻していく。 この変化が本当にたまらない。パンケーキを前にして「こんなの頼むの恥ずかしい」と言いつつ、一口食べて目を見開くあの表情。おじさんの可愛さの暴力。
外川。一見チャラそうに見えて、実は繊細で観察力の高い年下部下。野末の変化を誰よりも近くで見守りながら、自分の感情にも気づいていく。 好意を自覚してからの外川の視線がもう完全に「恋する目」で、読者の心臓を直撃する。
39歳のおじさんと年下部下。この組み合わせでこんなに甘酸っぱい気持ちになれるとは思わなかった。
エロシーンの破壊力
この作品のエロは過激さではなく「意味」で殴ってくるタイプ。
触れたいのに触れられない距離感が続いた後の、初めての接触。その一瞬に込められた感情の重さが尋常じゃない。 派手なエロシーンがなくても、手が触れ合うだけで読者の体温が上がる。
野末が「自分みたいなおじさんが」と自虐的になるたび、外川がその自虐を否定するように触れてくる。 言葉ではなく身体で伝える外川の想いが、じわじわと野末の心を溶かしていく。このプロセスそのものがエロい。
佐岸左岸先生の描く大人の男性の身体の描写も秀逸。若者にはない枯れた色気がちゃんとある。
シチュエーションの良さ
カフェ巡り。 この共通趣味の設定が天才的。
スイーツを二人で食べに行く。ただそれだけのことなのに、おじさんと若手社員がカフェでパンケーキを食べている図はもはや最強のシチュエーション。 日常の延長線上にある小さな幸せが、二人の距離を自然に縮めていく。
上司と部下という関係性も良い。仕事中は「野末部長」と呼ぶ外川が、プライベートでは距離を詰めてくるギャップ。 オフィスでは見せない顔を休日のカフェで見せ合う関係。この公私のスイッチの切り替えがドキドキを加速させる。
こんな人は絶対買って
おじさん受けBLの新境地を切り開いた作品。 803円で、39歳おじさんの可愛さに開眼する体験ができる。続編の「with カプチーノ」もDLsiteで購入可能。社会人BLとしての完成度が異常に高く、BLファンのみならず、疲れた社会人全員に刺さる名作。 おじさんの遅すぎた青春に、あなたも付き合ってみませんか。
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みんなの感想
野末のおじさんとしての可愛さに完全にやられた。39歳で枯れかけてたおじさんが、外川に影響されてカフェ巡りを始めて、少しずつ生き生きしていく過程が泣けるほど良い。
佐岸左岸先生の絵がおしゃれで美しい。カフェの描写も丁寧で、読んでるとカフェに行きたくなる。野末と外川の距離感の詰め方が本当に上手くて、社会人BLの最高峰。
年の差BLでここまで自然な関係性を描けるのがすごい。無理やり感がゼロ。外川が野末を好きになる過程に説得力がありすぎて、気づいたらこっちも野末のこと好きになってる。
おじさん受けに興味なかったのに、この作品で完全に目覚めた。野末の疲れた表情と、外川といる時の柔らかい表情のギャップ。このギャップだけでご飯3杯いける。続編も最高。
※ 各販売サイトのレビューより抜粋
ここが良い!
- + 39歳おじさん受けの魅力を最大限に引き出す佐岸左岸先生の手腕が神
- + 年の差社会人BLの理想形、じれったさが心地よすぎる
- + カフェ巡りという日常的な共通趣味から始まる距離の縮まり方が絶妙
- + おじさんの可愛さに目覚めるきっかけになる危険な作品
こんな人におすすめ
- おじさん受けの魅力に開眼したい人
- 社会人BLの落ち着いた空気感が好きな人
- 年の差カップルの甘酸っぱさを味わいたい人
- 日常系BLでほっこりしながらドキドキしたい人
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